「あなたの夢は何？」
そう聞かれると、私はいつも答えにつまってしまいます。
アラサー、ゆとり世代ど真ん中の私は、
夢を持て！希望を持て！個性が大事！
そんなことを学校や世間から言われ続けて育ってきました。
学校の授業では、「自分探し、夢探し」何度もしてきました。
けれど、いくら探しても「これが私の夢です！」と胸を張って言えるものは見つかりませんでした。
夢は素晴らしいものと言われ続けた私は、
キラキラ輝く素晴らしい夢がいつか私にも見つかるはず、と思っていました。
キラキラ輝く素晴らしい夢がいつか私にも見つかるはず、と思っていました。
小学校の時は、中学生になったらきっと…
中学生の時は、高校生になったらきっと…
高校生の時は、大学生になったらきっと…
大学生の時は、働き始めたらきっと…
いくら年をとっても、いろんなことを経験しても、
そのキラキラ輝く素晴らしい夢は見つかりませんでした。
芸能人や、スポーツ選手、第一線で活躍する成功者の人、
羨ましいような世界で活躍する人たちは皆、口を揃えたように言います。
「夢はきっと叶う！」
そりゃあ叶うと思います。
だって夢があるんだもん。
けれど私にはその「夢」自体がありません。
そもそも夢がない私は何なんだろう。
夢を押し付けてくる世の中って、本当に生き辛いなと思っていました。
そんな時に出会ってとても救われた言葉があります。
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今の子供は夢を持てといわれつづけ、
個性が大事だといわれつづけていて息苦しさを感じている。
夢なんてそうそうあるものではない。
なくたっていいんだと言ってあげられる人がいない。
夢なんて叶えなくても、この世に生まれて、生きて、死んでいくだけで、人生は大成功だ。
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これは北野武さんの言葉です。
夢なんてなくったっていいんだ、と言ってくれる人って、本当にいないんです。笑
第一線で活躍し、発言力のある人たちは、夢を叶えている人がほとんどなので、それは仕方がないのかもしれないけど。
20代前半でこの言葉に出会って、心がとても軽くなったことは確かだけど、やっぱり「夢を持ちたいな」という気持ちは、小さくなることはあっても決して消えることはありませんでした。
たまに「今夜、焼肉が食べたい」「福山雅治と結婚したい」というのも夢だという人もいるけれど、やっぱりそれはちょっと違います。
そういうことじゃないんですよね。
大人になって、昔と比べれば随分軽い気持ちで夢というものを捉えられるようになったけれど、それでも変わらずもがいている自分がいました。
才能診断なるものをしてみたり、自分の好きなこと、得意なことを延々考えてみたり、興味が沸いたことに挑戦してみたり…
そんな毎日の中で、私は最近、夢について一つの答えを見つけました。
今日はそのことについて書きたかったのに！(←前置きが長い)
まず、人生の優先順位は何だろう？と考えてみました。
私が人生において譲れない達成したいこと、それは今のところ「子どもを産むこと」です。
子孫を残すことは人間の本能なので、ある意味究極の願望かもしれないですね。
子どもを産んで、母になって、子育てをする(しかもなるべくたくさん産みたい！)。
これは間違いなく自分のやりたいことだと言い切れることです。
さらに、私は家事が好きで、そして家も好きです。
そこで、
そこで、
子どもをたくさん産んで(できれば5人以上)、豪邸に住んで、毎日家族のために家事をしながら暮らす
そんな未来を、唐突に思い描いてみました。
我ながらとてつもなく素晴らしい夢だと思いました。笑
けれど、結婚は一人ではできないし、さらに子沢山、さらに豪邸に住みたいとなると、結婚相手はかなりのお金持ちじゃないと、この夢は叶いません。
運良く大金持ちと結婚できたとしても(できない可能性の方が高いけど)、人生何があるかわかりません。
離婚するかも、急に貧乏になるかも、病気になるかも…
子どもをたくさん産んで(できれば5人以上)、豪邸に住んで、毎日家族のために家事をしながら暮らす
この夢を叶えるために私がするべきことは
経済的に自立することだと思いました。
今も働いているので経済的に自立してはいるのですが、
とても5人の子どもを育てる経済力はありません。
さらに、子育てをしながらたくさんお金を稼いでいくとなると、
フルタイムの会社員という選択肢はなくなってきます。
時間的な拘束が長すぎるし、会社員で大幅に給与を上げていくことは、外資系金融にでも転職しないかぎり不可能です。
私には、やりたい仕事は特にないので、
叶えたいライフスタイルから仕事を選ぶことにしました。
子育てと家事をしながら、たくさんお金を稼いでいくとなると、思いつくのはフリーランス、起業。
やり方次第では、拘束時間も短くできるし、収入は青天井。
インターネットが普及し、誰でもビジネスを始められるこの時代に生まれたことはとても運が良かったと思っています。
という訳で、私の当面の目標は
「起業して、大金を稼ぐ」
ということになりそうです。笑
夢を叶えるための第一歩。
まだ何も成し遂げてないけど、一歩を踏み出せただけでも私にとってはとても大きいし、やるべきことが明確だと毎日に意味がある気がして楽しいです。
そんなことを考えて、悩みながらも毎日を過ごしているとき
一緒にビジネスをしてくれる仲間が見つかりました。
もう10年くらいのお友達で、特に私が誘ったわけでも誘われたわけでもないのですが、
お互いタイミングが合ったようで、一緒にがんばることにしました。
彼女と一緒に、あーでもないこーでもないと話し合っていたら
それだけでも楽しくて、
彼女との今の関係は、やっと夢に向かって第一歩を踏み出す私に、神様がプレゼントしてくれたものだと思っています。
この夏はいろんなことがあって少し疲れていたけれど、
夢と目標を見つけて、素敵なプレゼントももらえたから
人生で一番いい夏だったのかもしれないな。
注)姪っ子です♡
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