「炭水化物を食べると、血糖値が上がる」

これは聞いたことがある人も多いと思います。

炭水化物はブドウ糖になって身体に吸収され、血液中に流れ出します。そのため、

炭水化物を食べると、血糖値が上がるんですね♪


そして、この血糖値を下げるために登場するのが「インスリン」というホルモンです。


インスリンの主な働きは下記の通り(゚ロ゚)


 1. まず、肝臓や筋肉にあるタンクにブドウ糖をしまう
 2. タンクがいっぱいになると、今度は脂肪にあるタンクにブドウ糖をしまう
 3. 血液中の中性脂肪を脂肪のタンクの中にしまう
 4. 溜めた脂肪がどっかに行ってしまわないように、せっせとコーティング!笑
 5. 肝臓のタンクに行き、ブドウ糖を使って脂肪を作っちゃう(゚д゚lll)



このインスリン、めちゃくちゃ働き者なんです。

太るためにどれだけ働くんだよ!ってくらい働きます。



そして、この「インスリン」を作っているのがすい臓です。

炭水化物をいっぱい食べると、インスリンを作りまくることになり、

すい臓が酷使されて、だんだんすい臓が疲れてきます。


すい臓の機能低下によりインスリンが作れなくなってしまうのが、

みなさんご存知の「糖尿病」ですね。こわすぎる!!


痩せているのに、糖尿病になる人はたくさんいます。





炭水化物をたくさん食べる方法でデブエットをした場合、

(ガリガリの人はそもそも「たくさん食べる」ということができないので、

現実的な方法ではありませんが…)


脂肪の増加により体重を増やすことはできるかもしれないけれど、

どんどんすい臓を酷使して、不健康になってしまうのです。


体重の増加と引き換えに健康を失うなんて、

代償があまりにも大きいですね…




また、炭水化物をたくさん食べるということは

その他の要素(タンパク質/脂質)が必然的に不足することになります。


人間の体に必要な三大栄養素

 ・炭水化物

 ・タンパク質

 ・脂質




ごはんをたくさん食べられる人は、

炭水化物を100食べたとしても、

タンパク質も100、脂質も100食べられるので、

炭水化物は摂り過ぎだけれど、

タンパク質や脂質が不足することはありません。


だけど!

わたしたちガリガリは、

炭水化物を100食べてしまったら、

タンパク質は10、脂質も10しか食べられません。


炭水化物は摂り過ぎだし、

タンパク質や脂質は不足しているしで、踏んだり蹴ったり。



ごはんをたくさん食べている人より、むしろ状況は悪いです。

いいところ1個もありません。


炭水化物を控えること=その分、タンパク質や脂質を摂取できる


そのため、

炭水化物を控えることは、むしろ痩せている人にこそ必要なのです。



炭水化物って怖いですね。

私は糖尿病の家系なので、ビクビクしておりますΣ(・ω・;|||

炭水化物を山盛り食べると、強烈な眠気で起きていられませんから。






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